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2026年9月15日、やんばる国立公園は指定から10年を迎えた(環境省)。その森が広がる国頭村は、沖縄本島の最北端の村だ。連載は201本目。ここから12日間は原点に戻り、北部12市町村を1日1本ずつ、11月の姿で巡る…
文化の日、連載は200本の節目を迎える。沖縄北部の景色、食、暮らし、行き方を紹介してきた記事を、これからの旅にどう使うか。Day181以降の旅案の検討例と公開アンケートを振り返り、「探す・確かめる・つなぐ」の三つに整…
11月7日の朝、種目ごとに自転車の旅が始まる。沖縄北部を舞台にした自転車イベント、ツール・ド・おきなわ。2026年は11月7日(土)・8日(日)に名護市を拠点に開かれる。走る人はもちろん、走らない旅行者にとっても、こ…
11月1日は「泡盛の日」。沖縄県酒造組合の案内では、1989年に制定された記念日として紹介されている。泡盛自体は一年を通じて造られており、「11月に新酒が出そろう」という意味ではない。北部の蔵元や酒器の文化を、飲む人…
本部半島の西に、性格の違う二つの島がある。橋で渡れる瀬底島と、渡久地港から船で15分の水納島。車で行ける島と船で行く島を条件が合えば1日で検討できるのは、本部ならではだ。10月末、訪問日の船のダイヤと海況を確認しなが…
11月1日の「泡盛の日」を前に、沖縄北部の酒造所を訪ねる半日を考えた。名護市にはヘリオス酒造がある。見学・試飲の受入可否は訪問日に確認し、予約を取れた場合の旅案として組む。飲まない人、運転する人も楽しめるように、製法…
やんばるの旅で、交通をどう感じたか。Yam-Dの公開アンケートを2026年4月24日〜7月31日に固定し、交通満足度へ回答した1,692件を母数に再集計した。地域別にも、設問への有効回答をそろえて読む。交通インフラの…
10月下旬、本島最北端の辺戸岬では、東シナ海に沈む夕日が18時前に水平線へ近づく。夕日を見終えると、あたりは急に暗くなる。国頭の道は街灯が少なく、生きものも道路に出る。夕日を旅程に入れるなら、「日没の時刻」と「宿まで…
Day181では、旅の候補と予約前の確認を分けた。今回は原稿の2泊3日案を、地点のまとまりと空港への帰路から見直す。出発地点、検索時刻、経路をそろえた実測記録はないため「何時間短縮」とは示さず、無理な往復を減らす考え…
11月の沖縄北部は、多くのビーチが遊泳を終え、海は「泳ぐ」から「眺める」季節に変わる。日中は半袖で過ごせる日が多いが、北風が吹く日は上着が要る。夏の装備のままだと肌寒く、冬の装備では暑い。11月のやんばるを快適に旅す…
東村の慶佐次(げさし)には、マングローブの川が広がる。潮が引くと根が水面から現れ、満ちると景色が変わる。同じ場所が時間で顔を変える川だ。混雑の少なさを保証する旅ではなく、森と水辺をゆっくり味わう一日を。慶佐次で過ごす…
本部港の待合所で、次の便を待ちながら海を眺める。伊江島への日帰りはフェリー片道約30分という近さが魅力だが、乗船の手続きと待ち時間も旅程に含めたい。今回は帰りの便から逆算する方法と、港での待ち時間の使い方をまとめた。
那覇から北へ向かう途中、買い物と休憩の候補になる道の駅許田。沖縄で最初にできた道の駅で、北部の入口にある。通常案内は朝8時30分からだが、店ごとの開店と商品の入荷は異なる。朝食をここで組むなら、目当ての売場の営業を確…
「満足した人が多いエリア」は、どう読めば旅の役に立つだろう。Yam-Dで公開された2026年4月24日〜7月31日のアンケート2,505件を、回答した36エリアの区分で整理した。回答数の多さは混雑ではなく、満足度もエ…
古宇利の青い海、ワルミの内海、運天港。その西には、そーれと今帰仁城跡がある。五か所は10kmの海沿いに連続するわけではない。東側の橋と港、西側の食とグスクを分け、移動と見学の時間に余裕を持たせて選ぶ立寄りガイドにした。
「沖縄北部の沖縄そばを5軒」。候補リストが出ても、五つの名前が五つの別の店とは限らない。今回は、原稿の候補例を使い、きしもと・岸本の表記、町と住所、営業条件をどう照合するかを整理する。これは確認手順の検討例であり、特…
「北部のどこに泊まって、どこを回るか」を決めるとき、地名だけでは距離感がつかみにくい。やんばる観光DMPの公開アンケートは北部を36エリアに分けている。ここではその地域の見方も参考に、12市町村の関連記事を探せる早見…
夜明け前、森の輪郭が少しずつ浮かび、鳥の声が一羽、二羽と増えていく。沖縄本島の北端・国頭村で朝を迎えると、観光では見えない「森の時間割」に気づく。名護や本部からの移動時間は、宿の位置と道路状況で変わる。連泊してこそ味…
本部港からフェリーで30分。伊江港に着いて振り返ると、島の真ん中に城山(タッチュー)がそびえている。伊江島は平らな島にひとつだけ山があり、自転車で回るのにちょうどいい大きさだ。港でレンタサイクルを借り、タッチューに登…
沖縄北部の直売所では、小さな赤いアセロラや緑のシークヮーサーに出会うことがある。収穫や入荷は年・品種・天候で変わり、10月後半に生果実が買えるとは限らない。今回は、本部と大宜味の特産品を中心に、当日の売場から選び、宿…
生成AIに旅の候補を相談しても、予約まで任せきりにはしない。公開アンケートの2026年4月24日〜7月31日の2,505件では、情報収集に生成AIを選んだ回答は159件(6.3%、複数回答)だった。今回は沖縄北部2泊…
備瀬のフクギ並木を歩いた記事が、公開から4か月たった今も、毎週読まれ続けている。毎朝ひとつ、沖縄北部(やんばる)のことを書いて、今日でDay180。この節目に、これまでの記事がどう読まれたかを振り返り、「沖縄北部の何…
朝の宿の窓を開けると、森の匂いと鳥の声が入ってくる。予定はひとつだけ、あとは気分で決めていい。一人旅のやんばるは、この「決めなくていい朝」がいちばんの贅沢だ。10月は夏の混雑が引き、海にも森にも行きやすい(Day16…
朝の名護湾沿いを走ると、海からの風が涼しく、夏には無理だったペースで足が進む。今日10月12日はスポーツの日。10月の沖縄北部は日中28℃前後、朝晩は涼しくなり(Day164参照)、体を動かすのにちょうどいい季節に入…
11月の朝、名護を拠点に北部の道路を自転車が走る。やんばるの秋を象徴する光景だ。10月から11月の沖縄北部は、夏の混雑が引き、旬と行事が重なる季節。旅の予定に入れておきたい5つを、日程と一緒にまとめた。開催日や内容は…
台風が抜けた翌朝、空は青いのに、海には濁りとうねりが残ることがある。数日後に落ち着く浜もあれば、地形や風向きによって長引く浜もある。10月のやんばるは台風の可能性が残る季節だ。台風のあと、海を固定日数で判断せず、波・…
辺戸岬の断崖に立つと、風が強く、東シナ海と太平洋がぶつかる海の色が足元で渦を巻く。沖縄本島の最北端、国頭村の辺戸(へど)。ここから車で数分の大石林山まで、本島最北の一日を組んだ。美ら海水族館から北へ1時間半ほど。「北…
日が落ちた森の道で、ガイドのライトが一点で止まる。葉の上に、親指ほどの巻貝がゆっくり動いている。やんばるの森は、夜になると昼とは別の顔を見せる。ここにしかいない生きものの多くは夜行性で、ガイドつきのナイトツアーに参加…
緑の小さな実を割ると、鼻の奥まで届く酸っぱい香りが広がる。10月の大宜味村は、青切りシークヮーサーの収穫期だ。大宜味村は県内一のシークヮーサー産地で、村の資料では県内生産量の約60%を占める(大宜味村 村勢要覧)。名…
たとえば、名護の宿のキッチンで道の駅の島野菜を炒め、明日はどこにも行かなくていい夜を想像してみてほしい。「沖縄北部で暮らせるだろうか」を確かめるには、観光ではなく、1週間の滞在を一度やってみるのがいちばん早い。ではそ…
朝の今帰仁城跡は、石垣に朝露が残り、人の声がほとんどしない。曲線を描く野面積みの石垣の上に立つと、眼下に東シナ海が広がる。ここから古宇利大橋を渡って古宇利島の浜まで、車で30分ほど。世界遺産のグスクと橋の向こうの浜を…
「黒潮の海」の大水槽の前で、子どもがジンベエザメを指さして固まる。この瞬間のために沖縄北部へ来る家族は多い。ただ、水族館は大人の想像以上に子どもの体力を使う。10月の本部半島で、美ら海水族館と海を、子どもが最後まで笑…
名護の町を出て県道84号に入ると、道は山へ向かい、両側の緑が濃くなる。峠を越えると、視界の先に本部の海が開ける。沖縄美ら海水族館のある本部半島は、山と海が近く、車で一周しても3時間ほど。10月は夏の渋滞が引き、窓を開…
橋を渡り切った瞬間、車の窓から見える海の色が一段明るくなる。本部町の瀬底島(せそこじま)は、全長762mの瀬底大橋で本島とつながる「車で行ける離島」だ。美ら海水族館から車で10分ほど。フェリーも予約もいらないのに、島…
朝の光が斜めに差し込む10月のビーチは、夏の白い眩しさとは違う、やわらかい青をしている。水温は26〜27℃でまだ入れて、人は少ない(Day161参照)。ただ、北部のビーチは遊泳期間が施設ごとに違い、10月に入ると遊泳…
やかんに入った熱いだしを、自分でどんぶりに注ぐ。名護の老舗ではそんな一杯の出し方がいまも続いている。沖縄本島北部の玄関口・名護市には、性格のはっきり違う沖縄そばの店が集まっていて、店ごとの特徴を並べると「だし」「麺」…
夕方の今帰仁城、石垣が金色に染まる時間に二人で腰を下ろす。朝いちの美ら海水族館で、子どもがジンベエザメに釘づけになる。国頭の宿で、鳥の声だけの朝を一人で味わう。同じ「秋の沖縄北部2泊3日」でも、誰と行くかで正解は変わ…
「10月の沖縄って、まだ夏の格好でいいの?」と聞かれることが多い。答えは「日中は夏、朝晩は薄手の羽織り1枚」。海に入れて、森も歩ける10月のやんばるは、装備を少し工夫するだけで一日の快適さが大きく変わる。北部を旅する…
古宇利大橋を渡る時間だけでも、海の色は刻々と変わる。けれど、島へ着いてから「どこまで回るか」を決めていないと、橋、浜、奇岩、休憩を全部詰め込み、帰りの時間に追われやすい。
朝の備瀬では、フクギの葉を通った光が砂の道へ細く落ち、集落の一日が静かに始まる。観光地として知られる場所だが、ここは今も人が暮らす生活の場。朝の時間を選ぶなら、「静けさを借りる」気持ちで歩きたい。
10月の沖縄北部は、真夏とは少し違う表情を見せる。海水温は平均26℃前後。公式に遊泳できる管理ビーチを選べば、秋にも海を旅程へ入れられる一方、朝夕や海上がりには薄手の長袖がほしくなる日もある。
夏の盛りに書きはじめた記事が、いつのまにか秋の入り口まで来た。連載もDay160。この20日ほど、9月のやんばるを海・食・文化・データと多面的に見てきた。節目の今日は、来訪者アンケートを手がかりに「そもそも人はやんば…
市場の餅屋の棚に、小豆をまぶした白い餅が並びはじめる。今日9月23日は秋分の日。本土ではお彼岸だが、沖縄の秋の行事は少し独特だ。旧暦を大切にする沖縄では、お彼岸やお盆、そして「十五夜(ジューグヤー)」が、今も生活の節…
朝、宿の近くのスーパーで島野菜を買い、夕方は集落の掲示板を眺めて帰る。5連休をただの観光で終わらせず、「ここで暮らせるだろうか」を試す時間にしてみる。やんばるにはキッチン付きの宿や長期滞在向けの部屋が増えている。観光…
集落の道を、風車を手にした主役を乗せた車がゆっくり進み、沿道の人が手を振る。沖縄には、97歳を盛大に祝う「カジマヤー」という行事がある。今日9月21日は敬老の日。なぜ風車なのか、なぜ97歳なのか。長寿の島が大切にして…
シルバーウィーク2日目の朝、海洋博公園の駐車場に列ができる時刻に、国頭の集落では風の音しか聞こえない。定番の観光地はどこも混み合うが、やんばるには「人の集中から少し外れた」静かな場所がまだたくさんある。公開アンケート…
今日から秋の5連休。やんばるでは、海の色に夏を感じながら、夕方の光や風の変化にも目を向けたくなる。
2026年のシルバーウィークは、9月19日(土)から23日(水)までの5連休。土日休みの人にとって、秋の祝日がこうしてつながるのは2015年以来、11年ぶりとなる。
海を見る。沖縄そばを食べる。その合間に、手を動かす時間を一つ入れてみる。
9月のやんばるで、海とは違う涼しさを探すなら、森の水辺にも目を向けたい。水音を聞く、木陰を歩く、川からヒルギの根を眺める。水に入ることだけが、水辺の楽しみではない。
旅の計画を、何で調べているだろう。ガイドブック、Instagram、Googleマップ。それとも、ChatGPTのような生成AIだろうか。
毎朝ひとつ、沖縄本島北部・やんばるのことを届けて、今日でDay150。ここまで読んでくださった方へ、あらためて感謝を伝えたい。
今帰仁城跡で、石垣の曲線を目で追ってみる。昼とは違う角度から光が差すと、石の凹凸と影が見えてくる。その向こうには、北部の海が広がっている。
楽しみにしていた海やドライブが、雨で予定どおりにいかない。そんな週末に、もう一つの過ごし方を持っておくと、旅の組み直しがしやすくなる。
やんばるを車で旅すると、森の中を走る時間が長くなる。目的地へ向かう道は、ヤンバルクイナたちの暮らす場所でもある。
やんばるの旅で、昼食に沖縄そばを選ぶ。食べ慣れた一杯でも、「だしは何から?」「ソーキと三枚肉はどう違う?」と考えると、まだ知らないところがある。
沖縄本島最北部の国頭村。辺戸岬の近くで「大石林山」として知られてきた施設は、現在「アスムイハイクス」として案内されている。
2026年の敬老の日は9月21日。沖縄には、干支が巡る年を節目とする「トゥシビー(生年祝い)」や、88歳のトーカチ、97歳のカジマヤーと呼ばれる長寿祝いが伝わっている。
9月の沖縄では、台風の進路を意識しながら予定を組む日がある。数日の旅行でも影響は大きいが、二拠点生活や長期滞在では、停電や交通の乱れも含めて「暮らしの条件」として備える必要がある。
観光の合間に立ち寄る道の駅や直売所には、その土地の「今」が並ぶ。9月のやんばるは、夏の果実から青切りシークヮーサーへ、売場の色が少しずつ変わる時期だ。
「夏休みが終わったら、沖縄の海も終わり」と思っていないだろうか。沖縄本島北部では、9月も海水浴やマリンスポーツを楽しめる。ただし、台風とハブクラゲへの備えは欠かせない。
9月4日は「古酒(くーす)の日」。沖縄北部には、島の小さな酒造所から名護や本部、金武、恩納の蔵まで、泡盛を造る12の酒造所がある。
「沖縄北部は満足度が高い」と言うだけなら簡単だ。大切なのは、何人がどう答えた数字なのか、どこまで言えて、どこからは言えないのかを分けることだ。
高速道路を降りて、トイレと買い物だけを済ませる。道の駅ぎのざをそれだけで通過するのは、少しもったいない。
恩納村と聞くと、海沿いのリゾート景観を思い浮かべるかもしれない。そのすぐ近くには、集落が受け継いできた祭祀や暮らしの歴史がある。
夏休みの沖縄美ら海水族館で行われてきた「美ら海ナイトアクアリウム」は、2026年8月31日が最終日だ。
同じ沖縄北部でも、パートナーとの旅、ひとり旅、未就学児を含む家族旅行では、欲しい時間の使い方が違う。
初めてのやんばる旅と、何度も訪れた後の旅では、同じ地図でも見える場所が変わる。
沖縄北部へ行く理由と聞かれたら、美ら海水族館や青い海を思い浮かべる人は多いだろう。ところが、公開アンケート2,793件を集計すると、最も多く選ばれたのは「地元の美味しいものを食べる」だった。
昼の動物園を歩いたことがあっても、閉園後の園内は別の場所に見える。明るさが落ちると、見つけやすいものより、音や動きの気配が前に出てくるからだ。
カレンダーでは秋が始まる9月。けれど、沖縄北部の旅支度を急に秋仕様へ変えると、現地の暑さとのずれが生まれる。
本部港からフェリーで30分。海の向こうに見えていた伊江島は、夏の時刻表を使えば日帰りでも約7時間滞在できる。
大宜味村の塩屋湾は、穏やかな水面と山並みが美しい場所だ。けれど旧盆後の時期、この湾は景勝地だけではなく、海の向こうから神を迎える祈りの舞台になる。
国頭村や大宜味村の集落を走ると、「共同店」と書かれた小さな店に出会うことがある。
沖縄本島の最北端、辺戸岬。記念写真を撮って折り返すだけなら、滞在は短い。
沖縄北部へ行こうと思ったとき、最初に開くのは検索サイトだろうか。Instagram、Googleマップ、動画、それとも紙のガイドブックだろうか。
同じ海でも、正午は青が強く、夕方は輪郭がやわらぐ。同じ森でも、乾いた葉と雨上がりの葉では、写真の色が違う。
地図も、予約票も、営業時間も、スマートフォンの中にある。便利になった旅ほど、画面がすぐ開かないだけで予定が止まりやすい。
沖縄旅行の最終日。朝の海をもう少し見たい。北部で昼食も食べたい。けれど、飛行機の時間は動かない。
沖縄北部の国道58号を北へ走ると、「道の駅」が何度も現れる。どこも同じ休憩所に見えるが、実際は役割がかなり違う。
沖縄北部を巡っていると、海洋博公園への到着が16時になることがある。「美ら海水族館だけで終わり?」と思いがちだが、園内には海洋文化館、熱帯ドリームセンター、ウミガメ館、マナティー館もある。体験の種類も、閉館時刻も同じ…
この連載も、今日でDay 119まで到達した。沖縄本島北部・やんばるの観光を、毎朝ひとつずつ書き続けて119本。節目のこの日に、全記事を1本にまとめた「保存版」をお届けする。
夏のやんばるを旅していると、空がめまぐるしく表情を変えることに気づく。
美ら海水族館のすぐ近く。車の音も、喧騒も届かない、緑のトンネルがある。備瀬(びせ)のフクギ並木だ。
沖縄の食堂で朝ごはんを頼むと、高い確率で出会う一皿がある。ポーク卵だ。
今日、8月11日は「山の日」。海に囲まれた沖縄で「山?」と思うかもしれない。でも、やんばるは、深い森に覆われた「山の島」でもあるのだ。
夏のやんばるの海は、透明度が最高(Day 75・80)。マスクをつけて、そっと顔を海につければ——そこは、色とりどりの魚が舞う、別世界だ。
沖縄の居酒屋で、集落の祝いの席で、そしてエイサーの隊列で。ポロン、ポロンと響く、あの独特の音色。三線(さんしん)だ。
沖縄のスーパーや市場で、ちょっと驚く光景がある。豆腐が、ほかほかと湯気を立てて、温かいまま売られているのだ。
沖縄の海を語るとき、忘れてはいけない人たちがいる。海人(うみんちゅ)——海とともに生き、海から糧を得てきた、漁の人々だ。
夏の暑い日、キリッと酸っぱいジュースを一口。体の芯まで、すっと爽やかになる——。その酸味の主が、沖縄の柑橘シークヮーサーだ。
やんばるの魅力を語るとき、森や海のことはよく話す。でも、その森と海をつなぐ、いちばん大切なものを、まだきちんと書いていなかった。水だ。
古宇利島(Day 104)へ向かうとき、多くの人が「ある島」を通り過ぎている。屋我地島(やがじしま)だ。
8月の沖縄は、一年でいちばん暑い。強い日差しの下を歩けば、食欲は落ち、体はぐったり。いわゆる夏バテだ。
旧盆の夜、沖縄の集落に、太鼓の音が響きわたる。ドン、ドン、という腹に響く大太鼓。カッ、カッと軽やかな締太鼓。そして「イーヤーサーサー」という掛け声——。
8月になった。沖縄では、この月に一年で最も大切な行事がやってくる。旧盆(きゅうぼん)だ。
でも8月の沖縄は、「ただ暑い海の月」ではない。旧盆という一年で最も大切な行事があり、エイサーの太鼓が響き、そして台風のピークもやってくる。楽しみも、注意点も、ぎゅっと詰まった特別な月だ。今日は、8月のやんばるを楽しみ…
エメラルドグリーンの海に、まっすぐ延びる橋。その先に浮かぶ、周囲わずか8kmほどの小さな島——古宇利島(こうりじま)。
コーヒーと聞いて、沖縄を思い浮かべる人は少ないだろう。ブラジル、コロンビア、エチオピア……産地はいつも、遠い国の名前だ。
やんばる旅の拠点として、多くの人が通り過ぎる街——名護(なご)。美ら海やジャングリアへ向かう途中、車で素通りしてしまう人も多いだろう。
夏の沖縄旅を計画するとき、いちばん気がかりなのが台風だ。「せっかく予約したのに、台風で飛行機が飛ばなかったら……」——そんな不安は、誰もが抱く。
ひとつは、この「やんばる観光レポート」が、今日でちょうど100本目を迎えたこと。もうひとつは——やんばるが世界自然遺産に登録されて、ちょうど5年の記念日であること。
2026年7月25日。今日は、ジャングリア沖縄が開業してちょうど1年の日だ。
昨日はマンゴーの話をした(Day 96)。今日は、もうひとつの夏の主役——パイナップルだ。
昼は、光あふれる緑の世界。でも日が沈むと、森は静かにざわめき始める。昼は眠っていた生きものたちが、いっせいに動き出すからだ。この「夜の森」を、専門のガイドと一緒に歩くのが、やんばるのナイトツアー。今日は、世界自然遺産…
7月の沖縄。市場や道の駅の店先が、濃いオレンジ色に染まる季節がやってきた。マンゴーだ。
2025年7月25日、名護市と今帰仁村にまたがって「ジャングリア沖縄」が生まれた。あの日から、まもなく1年。2026年7月25日に、開業1周年を迎える。
今日、7月20日は「海の日」。海水浴やマリンレジャーで、海がいちばん輝く一日だ。
やんばるの旅で、意外と見落とされがちなのが「夕方」だ。
いよいよ海の日の3連休(7月18日〜20日)。梅雨も明け、海は一年でいちばん気持ちいい季節だ。「家族で、沖縄北部の海へ」という人も多いはず。
「ぜんざい、食べていく?」と沖縄で言われたら、温かいおしるこを想像してはいけない。
この春から、ほぼ毎日、沖縄北部・やんばるのことを書いてきた。今日で、ひとつの区切りを迎える。
2025年7月25日、名護に大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」が生まれた。あれから、もうすぐ1年。2026年7月25日(土)、ジャングリアは開業1周年を迎える。
7月のやんばる。海もいいけれど、照りつける日差しから逃げたくなる日もある。そんなとき、地元の人が向かうのは、海ではなく——森の奥の滝だ。
7月13日、名護市に、少し変わった夏の風景が生まれる。Jリーグのプロサッカーチーム・湘南ベルマーレが、この日から名護で夏のキャンプを始めるのだ。
梅雨が明けて、沖縄北部・やんばるは、いちばん濃い季節に入りました。
もうすぐ夏休み。「今年こそ、沖縄北部(やんばる)へ」という人も多いはず。
観光の話をするとき、私たちはつい「何人来たか」で語りがちだ。でも、地域にとって本当に大事なのは、「その人たちが、いくら使い、そのお金が地域をどう回ったか」だ。
沖縄北部・やんばるには、年間450万人を超える観光客が訪れる。美ら海水族館を中心に、古宇利島、ジャングリア……。人は確かに来ている。
移住を考える人が、いちばん最初にぶつかる不安がこれだ。海も森も魅力的だけれど、暮らしていくには収入がいる。今日は、感覚論ではなく「数字」で、沖縄・やんばるの“仕事の今”を見ていきたい。
でも、沖縄・やんばるでこの日を過ごすと、ちょっと不思議なことに気づく。沖縄の「七夕」は、実は今日ではない。しかも、その中身は、私たちがイメージする星祭りとは、まったく違う顔をしている。
沖縄の梅雨は、2026年は6月21日ごろに明けたとみられている。空はどこまでも青く、海は一年でいちばん澄む季節に入った。
「沖縄に移住したい」。そう思ったとき、多くの人は身構える。仕事は、家は、車は、子どもの学校は——。全部いっぺんに決めて、えいっと引っ越す。移住とは、そういう「0か100か」の決断だと思われがちだ。
7月のやんばる。海が開き、空が晴れ、夏がいよいよ本気を出す季節だ。
夏のやんばる。緑が濃くなり、森が最ももさかんに呼吸する季節だ。
沖縄本島の中部と北部の境目、金武町(きんちょう)。その地下に、1万本を超える泡盛がひっそりと眠る鍾乳洞がある。
7月になった。沖縄北部・やんばるの海は、水温およそ27℃。
4月25日から続いたこの展示は、サンゴの産卵という“海の神秘”を見せてくれた。そして展示が幕を閉じる今、沖縄の海は一年でいちばん躍動する夏本番へ入っていく。
2025年7月25日、沖縄北部に巨大テーマパークJUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)が開業した。
この時季にこそ、足を運びたい場所がある。やんばるに点在する「祈りの場」——御嶽(うたき)や拝所(うがんじゅ)だ。
沖縄北部の宿といえば、海沿いの大型リゾートを思い浮かべる人が多い。
沖縄の海の象徴・サンゴ。その「産卵の瞬間」を、水族館で見られるとしたら——。
金武町(きんちょう)にあるケーキの店マルメロ。看板商品は、地元の田芋(ターンム)をたっぷり使った「田芋シュー」だ。営むのは、宮城(みやぎ)夫妻。琉球新報の取材によれば、40年以上この店で菓子を作り続けてきた。
北部地域観光周遊計画(やんばる観光DMP)の整理によれば、北部地域内の宿泊は、2〜3泊が中心とされる。日帰りでも、長期滞在でもない——この「2〜3泊」という長さに、やんばる観光のいまの姿が表れている。
沖縄県が条例で定める、沖縄戦の組織的な戦闘が終結したとされる日だ。1945年から数えて、2026年は戦後81年。81回目のこの日を、北部・やんばるの視点から、静かに振り返りたい。
派手なテーマパークも大型リゾートもない。けれど、ここにしかない自然を歩くために、わざわざ足を延ばす価値がある。北3村の歩き方を整理した。
2026年6月21日は、1年でいちばん昼が長い「夏至」であり、同時に「父の日」でもある。
「沖縄旅行、梅雨に当たったらどうしよう」——6月の沖縄を計画する人が、いちばん気にすることだ。
人口減少が叫ばれる日本で、人口が静かに増え続けている地方都市がある。
6月18日は、旧暦5月4日「ユッカヌヒー(四日の日)」。
「沖縄の歴史は、首里城から始まった」——そう思っている人は多い。
その答えは、市町村ごとに最大2倍以上差がある——というのが、12市町村のデータを並べて見えた現実。
国立天文台の光害シミュレーションによれば、沖縄本島北部の暗さレベルは東京23区の数十倍。
「今から注文すれば、ぎりぎり父の日に間に合う」——そんなお取り寄せ4つ+帰省で連れていきたい体験3つ。
その問いに、沖縄北部(やんばる)を歩いてきた視点で答える。
その答えは——1泊2日でも『北部の核心』は十分に見える。
旅行者の8割は本部町・今帰仁村に集中する。でも、北部は12市町村ある。残り10市町村にも「そこにしかない海カフェ」がある——というのが、12市町村ぜんぶを巡って見えた結論。
そんな旅行者の救済プランを、12市町村ぜんぶを歩いた視点でまとめた。
今帰仁村(なきじんそん)に、1948年から続く泡盛蔵がある。世界遺産の城跡が残るこの村で、4代にわたって醸し続けてきた今帰仁酒造だ。1981年には業界初となる20度の低アルコール泡盛「美しき古里」を世に出し、沖縄の飲…
6月8日は「世界海洋デー」だ。国連が2008年に公式制定した、地球の海を考える一日。沖縄北部・やんばるの海は今、水温約25℃。梅雨の曇り空の下、海の色はそれでも青い。
明日 6月8日は「世界海洋デー」(World Oceans Day)。国連が2008年に制定し、海洋環境保護を世界中で考える日として定着した記念日。
→ 平均 3,500人/日 という数字は「上限の7割」。朝一の入園と昼以降では混雑感が劇的に変わる。
6月5日は、国連が定める世界環境デー。この日に重なるように、やんばる国立公園は「1年で最もやんばるらしい顔」を見せる季節を迎えている。梅雨の雨が深い緑を育て、繁殖期の固有種が森を満たすこの時期に、国立公園の歩き方を整…
沖縄本島北部、大宜味村の小さな集落「喜如嘉(きじょか)」に、国が認めた古代の布が今も生きている。重要無形文化財に指定されて52年。1921年に喜如嘉で生まれ、2022年に101歳で逝去した平良敏子が一生をかけて守り続…
6月の沖縄北部は、雨が似合う。梅雨の合間に森が濃くなり、海の透明度が高い季節でもある。そして、この時期だけ美ら海水族館が特別な顔を見せる。
「受け入れたい」という声がある。やんばる北部の観光事業者を対象にした最新調査で、約6割が「インバウンドを受け入れたい」と回答した。では、その意欲は今どこに向かっているのか。
今日、6月1日。沖縄ではこの日を「かりゆしウェアの日」と呼ぶ。
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「やんばるに移住したい」「沖縄北部でテレワークしたい」——その声が増えている。名護市の社会増は2024年度+328人(名護市統計資料)。移住の流れは確かにある。ただ、動く前に知っておきたい数字がある。最低賃金の変化、…
沖縄でビールを頼むと、たいていオリオンビールが出てくる。透明なグラスに注がれた淡い黄金色と、柔らかい白い泡。この一杯が生まれた場所は、沖縄本島北部・名護市だった。
今や沖縄の「国民食」とも呼ばれるタコライス。その誕生地は金武町(きんちょう)、1984年のことだ。生まれたのは偶然ではない。一人の男の苦境と、そこからの逆転がこの料理を作った。
やんばる世界自然遺産の最北端に位置する国頭村(くにがみそん)で、2026年5月27日(水)に第67回「がんじゅうパークゴルフ大会」が開かれる。「がんじゅう」とはうちなーぐち(沖縄方言)で「元気・健康」を意味する言葉だ…
5月の連休が明けると、観光客数はいったん落ち着き、航空券もホテルも価格が下がる。そのタイミングで、名護市と今帰仁村にまたがる大型テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」も、平日なら来場者が少…
「沖縄北部、土日1泊だけ取れたんですけど、どこまで回れますか?」
「やんばるは何泊あれば足りる?」——この問いへの答えが、データで出た。
今日2026年5月23日、沖縄本島最北端の国頭村で「第29回チーム対抗パークゴルフ大会」が開かれる。村民がチームを組み、やんばるの新緑の中で熱戦を繰り広げる恒例行事だ。世界自然遺産の村に、観光ガイドには載っていないも…
そんな声をよく聞く。でも実際には、土曜の朝に名護に着き、日曜の夕方に那覇に戻るだけで——世界遺産の城跡・1,960mの橋・ハートロック・発祥の地のそば・琉球在来種のアグー豚を、まとめて体験できる。
沖縄料理の代名詞、ソーキそば。今では那覇の居酒屋にもカップ麺・冷凍食品として全国でも親しまれているが、その始まりは1966年、名護市の一軒の精肉店にある。余り肉と職人の発想が、60年で沖縄全土に広まった。
大宜味村(おおぎみそん)は、やんばる3村の中央にある。人口2,902人(2026年2月末)。コンビニもショッピングモールもない、静かな村だ。
正解は「ほぼレンタカー、でも約2割は路線バスでも回れる」。
そこに広がる 沖縄本島北部の12市町村——国頭村・大宜味村・東村・名護市・本部町・今帰仁村・恩納村・宜野座村・金武町、そして離島の伊江島・伊是名島・伊平屋島。
2026年4月18日から5月17日まで、沖縄本島北部の12市町村を1日1本で書ききった。